心肥大

心肥大

全身に酸素と栄養を充分に含んだ血液を循環させる心臓は、生きていく上で絶対に欠かすことが出来ない最重要の臓器であると言えます。
心臓の大きさは自分の握り拳一個分程度と言われており、実際に拳を握ってみると大変な働き者であることがわかります。
しかし、心臓が大きくなる心肥大を起こすとどのようなことになるのでしょうか。


心肥大とは

全身に酸素と栄養を充分に含んだ血液を循環させる心臓は、生きていく上で絶対に欠かすことが出来ない最重要の臓器であると言えます。
心臓の大きさは自分の握り拳一個分程度と言われており、実際に拳を握ってみると大変な働き者であることがわかります。
しかし、心臓が大きくなる心肥大を起こすとどのようなことになるのでしょうか。


心肥大の原因

心肥大には心筋の厚さが増す「肥大型心筋症」と心臓内部の大きさが広がる「拡張型心筋症」があります。
肥大型心筋症は高血圧を主な原因としていて、血液を押し出す力を強める為に心筋が太くなることで起こります。
拡張型心筋症の原因は特定されておらず、心筋が薄くなることで血液を送り出す力が低下するのが特徴です。
また、心肥大はスポーツ選手に多く見られる場合があり、その場合は「スポーツ心臓」と呼ばれます。
スポーツ心臓は運動量が多く、消費するエネルギーや酸素が一般人よりも多いスポーツ選手特有の体質といえますが、心臓疾患をわかりにくくしてしまうのが問題と言えます。


心肥大の症状

心肥大は、症状は自覚できない場合がほとんどです。自覚できる症状としては息苦しさや胸痛・倦怠感、めまいなどが上げられます。
症状が自覚できる場合、病状が相当進行していることが多く治療が難しいともいえます。
心肥大を起こした心臓は、一回の拍動で通常よりも強い負担がかかっています。
そのため、心筋がけいれんを起こして心不全に繋がってしまうこともありうるのが心肥大の怖さと言えます。
心肥大からの心不全は、肥大型心筋症・拡張型心筋症・スポーツ心臓全てに起こりうる可能性があります。


心肥大の治療

心肥大を発見し治療するには、綿密な検査が前提条件になります。
超音波検査やレントゲン、心電図や聴診など複数の検査結果を総合して診断します。
レントゲンの場合、心肥大でなくても心臓が大きめに写る傾向にあるため、心肥大に対しては他の検査に比べて信頼性は低いものといえます。
心肥大と診断できたならば、治療に取り掛かります。
治療では、利尿剤や降圧剤などで血圧の低下を図ることを目的とした薬剤療法やペースメーカーの埋め込みを行なう外科手術が病状の進行に合わせて選択されます。
拡張型心筋症の場合、心筋を部分切除して大きさを整えるバチスタ手術が有名になっていますが、心臓移植の代替治療であるという見方も根強くあります。




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